1.免疫低下型

歯肉の炎症傾向が少ないにもかかわらず、わずかな出血や排膿が続いたり、歯肉の退縮したり、歯がグラグラしたりする場合があります。生体の防御反応の低下が考えられます。温清飲(うんせいいん)はこの適応となります。

2.炎症型

歯肉が赤く腫れ、痛みもあり、出血、排膿などの炎症症状が著名に認められる場合。大柴胡湯(だいさいことう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)はこの分類時の適応です。