副交感神経は交感神経の逆で、おもに夕方から夜にかけて働きます。
人間が休む時や、食事をした時に活性化し、“のびのびリラックス”の状態ををつくりだし、心臓の拍動を遅くし、血管を拡張させ、呼吸をゆっくり安定させます。
副交感神経優位の状態になると、脈拍、血圧、血糖値が低くなり、「体を動かすのが億劫」になります。
次の段階では、血流も滞りがちで、無気力状態になり、少し動いただけでも「すぐつかれます」。
さらに進むと、筋力など体の機能が低下します。長期間立っていられなくなり、腰痛、肥満になる。心身、ともに、刺激に過敏に反応します。
これが長期にわたると、アレルギー性の反応、軽い炎症もでます。金属や虫刺さされへの過剰反応もあり、知覚過敏になります。
さらに状態が悪くなると、アトピー性皮膚炎や花粉症など、アレルギー性疾患が慢性化します。
疲労によって会社を休む状態にもなります。
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