以下の症状が特徴的です。

  1. 噛むと痛い。
  2. 痛みが時々ある。(とくに疲れた時) さらに悪化すると持続的に痛くなります。
  3. 歯ぐきの周りがよく腫れる。
  4. 固い物がよく噛めない。

そして、以下の項目に3つ以上当てはまる方は要注意です。

  1. 仕事が忙しく、さらにストレスが大きい方。
  2. 頑張り屋である。
  3. 一日中、仕事などで机に向かっていることが多い。とくにパソコンを長い時間やらなくてはならない方
  4. 昔、スポーツをやっていた、または、今ゴルフをやっている方。
  5. 固い食べ物が好きな方、とくに、ガムを多く噛んでいる方
  6. 食事を短時間で食べる方。

現代人は、ストレスが多く、、などは、出来る範囲でご自分でコントロールしていくしかないと思います。

3.については、このサイトの「歯ぎしり、食いしばり」のページの“日中(睡眠時以外)の状況での対策”を参考にされてください。

4.については、スポーツをやっていた方は、常に、日常、無意識に、頑張ろうとすればするほど、無意識に食いしばる傾向にあります。

したがって、“無意識の食いしばり”をしていることをご自身で気づいて、食いしばらないように注意していくことです。

そして、ゴルフをする時には必ずマウスピースをしてください。ただし、格闘技のとき装着するマウスピースのように厚さが厚いものではなく、なるべく薄いものを使用することです。(厚いと顎の関節に負担がかかります。)

5.は、「固い食べ物を噛むことは歯に良い」と思われがちですが、実際は「普通の固さのものを、ゆっくり何度も噛むことが歯や歯ぐき、あごに良い」のです。

成長期のお子様の場合でも、確かに“噛む”ことはいいのいですが、あまり、固い物を噛みすぎないほうがいいでしょう。

さらに、ガムなどは、あまり毎日習慣的に噛み続けるのも良くないです。

確かに、キシリトールはむし歯予防には効果的です。しかし、その反面、噛みすぎは歯や、歯を支える組織にはダメージを与えることもあります。

噛みすぎ”に注意しましょう。

6.最後に食事を短時間で済ませる方も要注意です。

早食いは、噛み方(あごの動き)が上下的な単純運動となり、(肉食動物の噛み方と言われます)歯や、歯を支える組織にも負担を大きくかけます。

そのうえ、被せ物や、詰め物も取れやすくなります。よく、詰め物がとれる方、要注意です。健康のためにも、ゆっくりと、よく噛んで食べましょう。