糖尿病の既往があり、歯科治療を受けられる場合、歯科治療時に偶発症が起こる可能性が高くなりますので、以下の点にご注意ください。

  1. 歯科治療を受けられる前に必ず、かかりつけの内科で、血糖コントロールを受けられてください
  2. 歯科治療は外科処置が多く、、事前に抗生剤の服用が必要な場合が多いですから、必ず、受診前に糖尿病の持病があることを、担当歯科医にお話しください。
  3. 予約は午前、午後の早めの時間帯におとりください。
  4. 治療時は空腹時は避けてください。
  5. かかりつけの内科の連絡先もお話しください。

以上、注意点をお守りください。

歯科治療は観血的処置(歯石除去や抜歯、歯周外科などの外科処置)が多いです。

血糖コントロールが不良の場合、歯科処置を行っても、炎症により症状が重篤化し、頚部に波及し、死亡に至った例もあります。

また、一旦炎症を起こしますと、歯ぐきの痛み、腫れなどは回復しにくく、時間がかかりますので、ご注意ください。

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