1. 血糖値がかなり高くなると、歯周組織にも糖分が増え、歯周病菌繁殖の栄養源になります。
  2. 糖尿病で、免疫力が低下することから、歯周病菌に対する抵抗力が不十分になります。
  3. 殺菌作用をもつ唾液の分泌量が減るため、歯周病菌が繁殖しやすくなります。
  4. 微小血管での循環障害により、傷ついた組織の再生や感染防御能力が落ちます。
  5. 歯肉を構成しているコラーゲンを壊す酵素が増えるため、相対的にコラーゲンの量が減少し、細菌が侵入しやすくなります。
  6. 歯肉の炎症に伴い、骨の吸収に関わっているTNFーα(サイトカインの一種)の量が増え、歯槽骨(あごの骨で、歯を支えている部分)が吸収(溶けて)します。

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