感染性心内膜炎は、心臓の内側を覆う膜に起こる感染性の炎症で、同時に心臓の弁や心筋も障害が起こります。

原因の多くは細菌で、血流中から侵入して心臓の弁にとどまり、心内膜に感染します。

心房が血液で充満され、心房が収縮し、血液が心室に流れるのにわずかな時間差があり、それが細菌が心内膜や弁に付着するチャンスを与えてしまうとも、考えられます。

さらに、奇形や傷ついた心臓弁は、正常な心臓弁より、感染症にかかりやすくなります。

このような弁に感染した細菌はほぼすべて「亜急性細菌性心内膜炎」を起こします。

小児期にかかったリウマチ熱(リウマチ性心疾患)による心臓障害も危険因子です。

(歯周病の本当に怖いわけ  宮田 隆著より一部引用)

したがって、心臓疾患をお持ちの方は歯科治療を受ける際には必ず担当歯科医師に申し出てください。

歯を抜いたり、外科処置の前にはもちろん、歯石除去の場合にも、術前に抗生剤を飲まなくては危険です。