メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型の肥満かつ、高血糖・高血圧・脂質異常を併発している複合型の生活習慣病のことです。

危険因子が重なっているため、かつては死の四重奏とも呼ばれていました。

研究報告では10年後の虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の危険度が正常な人に比べ36倍も高くなるといわれています。

「平成18年(2006年)国民健康・栄養調査」(厚生労働省)では、40~74歳の中高年のうち、メタボが強く疑われる人の比率は男性24.4%、女性12.1%、予備軍と考えられる人の比率は男性27.1%、女性8.2%という結果がでています。

実に、40~74歳の男性2人に1人、女性5人に1人が危険にさらされているといえるのです。

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