当医院名 | 近藤歯科クリニック |
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診療 科目 |
小児歯科・矯正歯科・ 予防歯科・一般歯科・小児矯正 歯周病・義歯・歯科口腔外科 (外来環算定歯科) |
医院 住所 |
〒190-0011 東京都立川市高松町 2-25-3 メープル立川1F |
TEL・FAX | 042-524-0722 |
総合HP | https://kondo-shika-shinbi.com/ |
その他 | ご質問・ご相談 お気軽にお電話ください |
立川小児矯正なら近藤歯科クリニック>小児歯科>子どものための歯科
立川市の幼児歯科健診、歯の衛生週間などの健診で「立川でいい歯医者さんはありませんか?」と聞く人が、よくいます。
“いい歯医者さん”とは?
患者さんとの相性がいちばんですが、“小児歯科でいい歯医者さん”の条件として、私は次のように考えています。
近年のお子様たちの口の中の様子は、生活環境、食生活の変化に伴い、驚くべき変化をしてきています。
立川市の学校歯科医としてお子様たち(小学生)のお口の中を診て感じます。
あごの成長不足により、歯並びのアーチが小さくなり、歯並びも乳歯列期から悪くなっています。
また、生えるべき永久歯も生える向きが良くなく、生えてこないことがあります。(下図をご参照ください。)
さらに、口の周りの筋肉の力も弱くなり、お口ポカンや舌の動きが悪くなる傾向にあり、筋機能回復の指導がたいへん重要になってきています。
お母様方のよくある相談として、歯並び、お口ポカン、むし歯などは、すべて繋がっています。
したがって、現状の成長状態、口腔機能を把握し、今後の予測、課題、対策などを個別に説明、そして改善するトレーニング指導ができることが不可欠です。
歯科健診で、お母さま、お父さま方が歯並びについて質問すると、ほとんどの歯科医師(矯正専門医以外)は矯正治療のことがよくわからないので、「もう少し様子を見て、矯正歯科に行ってください」と言ってしまいます。しかし、実際は“受け口(反対咬合)”などは、子どもの永久歯に生え変わる前の歯の時期(乳歯列期)から対応しなくてはいけません。これが前歯の永久歯が生えて、さらに、小学校高学年まで放っておくとさらに顔も変化して重症化させてしまいます。そして最終的には外科処置で「あごの骨を切るしかない」と言われてしまうのです。
また、前歯の歯の重なり(叢生=そうせい)についても、「様子を見ていると」さらに重症化してしまいます。
そして、矯正治療も矯正専門の先生にお任せにせず、ホームドクターとして近藤自ら行っていくことにより、そのお子さんの性格も把握しながら、お父様、お母様との意思の疎通をはかり、「健全な成長発育をめざす」という一貫した方針のもとに、無理なく矯正治療に取り組めるのです。
小児歯科を標榜し“小児歯科のホームドクター”と名乗るからには、前述した「生えるべき永久歯が生えてこない」という状況も対処できる、“事前に予測し、そのもぐっている歯を引っ張る方向、支点(アンカー)を決め、なるべくお子さんに負担なく、費用的、手間的にも少なくし、速やかに萌出させ、引っ張り、歯列の中に入れていく・・。”という一連の治療をすみやかに行っていくことが条件だと私は考えております。
(下図2点をご参照ください。)
◎関連項目はこちらです
◎矯正サイト(当医院別サイト)からも下記をご参照ください
お子さんは歯科医院について、最初から“歯をドリルで削られる!”“歯をペンチみたいなもので抜かれる!”などと恐怖感をもっています。したがって、強制的な治療や、脅かし、なだめ的なことをせずに、ゆっくりとお子さんが場の雰囲気に慣れるまで、時間をかけて対処しています。
そして、スタッフ全員で、やわらかい穏やかな雰囲気づくりを心掛け、やさしく話しかけながら、さらに“チームの和”により対処しています。
“スタッフ全員のチームの和”は当クリニックが最も力を入れているところであり、歯科衛生士も、歯科助手も、新人も、歯科衛生士学校の実習生も皆、チーム力が生かせるよう、日々前向きに取り組んでおります。
お子さんは気持ちが純粋ですから、約束はちゃんと守ってくれます。
甘いものはどうしていけないのか?どうして大人の歯(永久歯)は大切なのか、などちゃんと話せば納得し、治療に協力的になります。
矯正治療時に乳歯をやむを得ず抜かなくてはならない時も、「抜いた方がいい」と言った当日は「イヤ!」と拒否しても、「次来るときは抜こうね!」と言うとちゃんと約束を守ってくれます。ですから、お子さんには私もスタッフも丁寧に説明いたします。
子どもの歯(乳歯)のむし歯は安易に削るとかえって歯の神経が死んで重篤化します。
また、嫌がる幼児をむりやり抑えて治療しても、むし歯は再発しますし、トラウマにもなり、次から歯科医院にお子様を連れてくるのにお母様方が大変になります。
まず、甘いものをあげないという原因を解決しなくては、何度も繰り返しますので、まず、原因を考え、それから対処していきます。
また、6歳臼歯(第一大臼歯)などの永久歯の深いむし歯の治療では、歯の神経を守ることができる「ドッグズベストセメント」を使用し、神経を殺さずに治療をしています。
他の永久歯のむし歯治療も、小学生、中学生の間はなるべく金属のかぶせ物、詰め物をせずに、白い詰め物をすることにより、で極力歯質を削らないように治療を行っています。
乳歯のむし歯はすぐには削らず、まず甘いものをやめてもらい、口腔環境を改善させてから処置しています。
ただし、6歳臼歯の溝の部分の初期のむし歯に関しましては、進行がものすごく速く削らないと進行が止められないため、迅速に削って(削る量も少なく、もちろん、麻酔も必要ありません)対処しています。
また、矯正治療では永久歯を抜かない方針でやっています。
乳歯も、生え変わりでグラグラになっても、歯並びに問題が出る状況以外は抜きません。
お子さんのむし歯予防はお母さんの妊娠期から始まっています。
妊娠時の歯周病は早産や低体重児出産のリスクがたいへん高くなりますし、出産後も、お母さんにむし歯がある場合、ほぼ100%お子さんもむし歯になってしまう、と言われています。
そこで当クリニックでは立川市の妊婦歯科健診に力を入れております。検診時に位相差顕微鏡による歯周病菌の検査も無料で行っています。
さらに出産後も、赤ちゃんと一緒に来院されて、歯科治療を行っていきます。
◎関連項目はこちら
◎立川歯周病研究所サイト(当医院別サイト)からも下記をご参照ください
小児歯科の歯科治療は、矯正治療も行うと、赤ちゃん、幼児期から、中学生、高校生くらいまで、長い間のお付き合いになります。実際、初めは小学校に入学したばかりのお子さんだったのに、いつのまにか、自分の本人の保険証を持って社会人として来られた時には感慨が深かったです。
また、小児矯正治療では、治療継続中は一ケ月半に1回必ず、お父さん、お母さんがお子さんを連れてこられますが、その付添いは長期に継続しますので、日々の忙しい毎日のなかで、本当に頭が下がる思いです。私自身、二人の子どもの父として、毎回お子さんを連れてこられるお父さん方にすごく親近感を覚えます。(ちなみに大学生の息子の通学にいまだに協力している毎日です)
また、小さいお子さんの口の中のことに心配されて、子育てに一生懸命取り組まれている若いお母さん方も応援したくなります。
ですから、長い小児矯正治療が終わりお子さんも、ご両親も喜ばれているのを見ると、私自身もうれしく、「よかった!」という安堵感とともに一体感を憶えます。
ですから、小児歯科に取り組む歯科医師として最も大切なのは、「クリニックに来られるお子さんに対して、常に自分の子どもの事を想う気持ちと同じであれば、ご両親方といつも一体となれるのではないか、いや、なることである。」
と考えます。
また、お子さんだけでなく、ご両親、ご家族の歯科治療も一貫した方針で行っていければ、何でも相談できるホームドクターとしての近藤歯科クリニックとして、立川ならびに立川市周辺の皆様方のお口の健康により貢献できるのではないかと考えております。