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当医院名 近藤歯科クリニック
診療
科目
小児歯科・矯正歯科
予防歯科一般歯科・小児矯正
歯周病
義歯・歯科口腔外科
外来環算定歯科)
医院
住所
〒190-0011
東京都立川市高松町
2-25-3
メープル立川1F
TEL・FAX 042-524-0722
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小児歯科ブログ

小児歯科の予防処置

小児歯科の予防処置

1.最大のむし歯予防は甘いものを憶えさせないことです。

小児歯科では、生後1歳7か月(19カ月)か2歳7か月(31カ月)までを感染の窓と呼び、むし歯菌(ミュータンスレンサ球菌)が歯面に定着しやすい時期としています。
ですから、少なくとも、3歳になるまでは、甘いものをあげないようにしましょう。

2.つぎにブラッシングなどの口腔清掃が重要です。

最初はガーゼなどで前歯を拭き、3歳までは保護者が寝かせ磨きをしてあげます。
3歳以降はお子さんが自分でも磨いて、保護者の方が仕上げみがきをしてあげてください。
歯みがき剤はぶくぶくうがいが出来るようになってから使いましょう。

3.フッ化物によるう蝕予防

?歯科医院でのフッ化物歯面塗布
リン酸酸性フッ化ナトリウム(APF)を年に4回程度行う。
2%NaF(9000ppmF)

?家庭でのフッ化物洗口
フッ化ナトリウム(NaF)毎日?週1回行う。
0.05%NaF(225ppmF)
1分間ぶくぶくうがいをして吐き出す。(プラスチックカップ、紙コップ使用)
洗口剤を飲み込まずにぶくぶくうがいができるようになる4歳頃から開始。

?フッ化物配合歯磨剤
フッ化ナトリウム(NaF)
モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)
フッ化第一スズ(SnF2)
1日1回以上 フッ素濃度は1500ppmF 以下

4.う蝕進行抑制法

フッ化ジアンミン銀(Ag(NH3)2F )を歯科医院で塗布
歯面に塗布することでう蝕の進行を抑制
塗布すると、う蝕の部分が黒変します。

5.予防填塞法(フィッシャーシ―ラント)

歯科医院で、生えたての永久歯の奥歯の噛み合わせの面の溝を埋めてむし歯の予防をします。乳歯の奥歯にも塗ることがあります。
フッ素も含まれていて、むし歯予防になります。
ただし、歯質を削って埋めるものではないので、自然にとれてしまうこともありますが、その場合、また塗っておけばとれにくくなります。

最後に

小児歯科での予防処置はこのようなものがありますが、やはり、一番注意することは“甘いもの”を極力少なくすることです。
そして3歳前には与えないことが望ましいです。
最近は幼稚園、保育園、学童でも、甘いお菓子を多く与えているところがあります。
ですから、お母様、お父様方がより注意して、甘いものを家の中、お子様の手に届くところに置いておかないようにしてください。

2018年10月9日