当医院名 | 近藤歯科クリニック |
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診療 科目 |
小児歯科・矯正歯科・ 予防歯科・一般歯科・小児矯正 歯周病・義歯・歯科口腔外科 (外来環算定歯科) |
医院 住所 |
〒190-0011 東京都立川市高松町 2-25-3 メープル立川1F |
TEL・FAX | 042-524-0722 |
総合HP | https://kondo-shika-shinbi.com/ |
その他 | ご質問・ご相談 お気軽にお電話ください |
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歯肉炎は歯肉が赤くはれているところです。
歯と歯肉のさかいめあたり、歯と歯の間のところなどがみがきにくく、プラーク(歯垢)という磨き残しの中に細菌が繁殖し、その細菌が出す毒素が歯肉を攻撃します。
その攻撃に対して、歯肉が網の目のように小さい血管でバリヤーをつくります。
これが赤く腫れた歯肉炎の正体です。
ていねいに歯垢を取り除き、正しい歯みがきを続けていけば、赤く腫れた歯肉は元にもどります。
これを放置しておくと、さらに細菌の量も増え、歯周病になっていくでしょう。
小学校の歯科健診に行くと、だいたい半分くらいの子どもたちは歯肉炎になっています。
小学校1,2年では、歯肉の腫れも軽度で、口の中もそれほど汚くありませんが、その生活習慣が3年も4年も続いてしまった、小学校高学年の歯肉炎の子どもたちの口の中はだいぶ荒れてしまっています。
歯肉の腫れも重度で、1週間以上前の汚れもついたままで、むし歯かどうかの検査も汚れで出来ない状態の子もいます。
まさに、歯周病予備軍といった感じです。
小学生の間は、お母様、お父様方の仕上げみがきもぜひやってください。
あと、磨きにくい場所としては、下の奥歯の内側と前歯の表側です。
前歯の表側など、磨きやすいように思えますが、実際、お子さんたちには難しいようです。
当クリニックでは歯周病菌をその場ですぐに見られる位相差顕微鏡があります。
歯周病の疑いのある成人は必ず見てもらうようにしていますが、歯肉の状態が良くない子どもたちにも、見てもらいます。
大人ほどではないですが、結構良くない細菌もみつかることもあります。
最後に歯肉炎にならないためには、以下の3つが重要と思いますので、気を付けてください。
2018年10月9日