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小児歯科・矯正歯科
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医院
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〒190-0011
東京都立川市高松町
2-25-3
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砂糖の摂りすぎは?

砂糖の摂りすぎは寿命を縮める?

甘いもの、砂糖の摂りすぎについては、 むし歯予防 という観点だけでなく、 体をむしばみ、寿命を縮め、心の病気にもなってしまうこともあるという驚くべき事実 が多くの研究ではっきりとしてきました。


※引用文献
「空腹が人を健康にする」南雲吉則著
「『うつ』は食べ物が原因だった」溝口徹著

体を老化させる原因になります

ケーキなどの砂糖たっぷりの甘いものを食べると、血糖値が上がります。

甘いお菓子を食べると血糖値は140mg/dl以上に上昇します。

これはタバコを4本吸ったと同じくらいに 血管の内側の細胞を傷つけます。 傷ついた血管にできたかさぶたは血管を硬く変化させて「動脈硬化」を起こさせます。

こうした、 糖のもつ毒性は「糖毒性」と呼ばれ、動脈硬化や脳卒中、心臓病などの原因となるだけでなく、内臓脂肪を増やす ので、ダイエットの大敵にもなります。

糖尿病の原因になります

砂糖の摂取によって血糖値が急激に上昇しますと、血糖値を下げようとして、大量にインシュリンが放出されます。

人間のホルモンは一生のうちで分泌される量はほぼ決まっていると言われています。

したがって、体質的の個人差はあるにしても、砂糖の過剰摂取はインシュリンの多量の消費につながり、糖尿病発症の原因のひとつといえます。

精神のバランスを崩す原因にもなります

インシュリンが多量に分泌された場合、今度は急激に血糖値が下がってしまい、低血糖になることがあります。

その場合、アドレナリンや、ノルアドレナリンが分泌され、以下のように、体と心にさまざまな不調を起こします。

アドレナリンは別名「攻撃ホルモン」とも呼ばれ、怒り、暴力などの感情を刺激することもあります。

ノルアドレナリンは、恐怖感、自殺観念、不安感を引き起こします。ノルアドレナリンは、大脳の神経伝達物質で、この濃度が急上昇することで、理性的な判断が出来なく衝動的、発作的な感情に支配されることになり、突発的にキレるという症状を起こすことも考えられます。

ビタミンB1、カルシウムを浪費します

ビタミンB1は糖を分解する過程で使われるビタミンで、脳の働きには欠かすことができません。

砂糖の摂取でビタミンBを浪費しますから、子どもたちがキレる原因のひとつがB1の不足であるともいえます。

砂糖はまた、酸性食品なので、砂糖を摂取しますと、体内では、血液の状態を中性に維持するために、アルカリ性のカルシウムイオンを動員します。

つまり、砂糖の過剰摂取によって、体の中のカルシウムは骨を作るのに使われず、体外に排出されてしまいます。

アレルギーを悪化させます

砂糖の摂取により、腸内細菌叢が変化していきます。

現在、子どもたちのお腹の中は、加工食品、砂糖づけ、合成洗剤、残留農薬、ヒトの消化機能に合わない食品(牛乳など)を過剰に食べることによって、腸内に住み着いている正常な細菌やカビのバランスが崩れていることが多いそうです。

異常に増えたカビや病原性の細菌は毒素をまき散らし、本来、備わっている免疫力や抵抗力を落としてしまいます。

その結果、病原体の感染や、アレルギーを引き起こし、腸の粘膜の働きをマヒさせ、悪循環に陥ります。
とくに、腸管内にカンジダというカビの仲間が起こす病気は、慢性カンジダ過敏症と呼ばれています。
カンジダは腸の壁にトンネルを掘り、腸粘膜は穴だらけになってしまいます。
壊れた腸の中では、消化と吸収がうまくいかず、食べものは消化されないまま腸粘膜を通り抜け、食物アレルギーを起こしてしまいます。
そのカンジダの大好物が、砂糖と果糖(果物)です。
砂糖の摂りすぎが腸内のカンジダを増やして、アトピーをはじめとしたアレルギー疾患を悪化させることになるのです。
また、口腔内のカンジダは歯周病の原因になります。

乳がん、前立腺がんの原因にもなります

血液中のコレステロール値もどんどん上昇させます。
コレステロールからできている性ホルモンは、直接、その影響を受けるので、閉経後の女性でも、乳がんや子宮体がんにかかりやすくなります。
コレステロール値を上昇させる肉や乳製品、砂糖たっぷりの甘いお菓子を日本人の5倍も食べているアメリカ人は、乳がんの発生率も日本人の5倍、前立腺がんになる確率も5倍です。

流産や早産、奇形の発生率が増大します

砂糖の摂りすぎが続くと、流産や早産しやすくなるといわれています。
母胎に表れる変化として、子宮、卵巣の発育不良、妊娠期間の延長、流産、早産の激増などがあります。
胎児に対する影響として、体重の減少、骨格、とくに頭蓋骨の変形、さらに奇形の発生率も増大するといわれています。

本当に、砂糖の摂りすぎは、本当に怖いですね!
お母さま方、お子さまに、甘いお菓子は極力、与えないように、さらに、御自身も摂りすぎないようにしてください。
“甘いものの摂りすぎでむし歯になる”ということは、体と心が病気になりつつある!という警告だといえると思います。

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