1999年にアメリカのアライン社より、インビザラインが開発されました。 インビザラインは、世界中の臨床データを生かしてコンピューターによって歯の動きを計算し、治療計画の流れをつくります。 そして光学スキャナのよる口腔内の読み取りによって、精度の高いマウスピース製作が可能になりました。 さらに、最初の来院時にその場で3Dデジタル化した治療後のシュミレーションが可能で、画像で患者さんご自身の目で確認できるのです。 また、実際に治療が始まって、予想通りに歯が動いているかどうかも検証することができ、動いていない場合は、その状態に合わせたマウスピースを再製作することも出来ます。 このように、従来のマウスピース矯正と比較すると、格段に進歩した精度のすぐれた矯正治療ということができるでしょう。
以下まとめてみましたが、インビザラインは、他のマウスピース矯正と比較していかに、確かなものが多いかということがわかります。 今後の世界の矯正治療は、このインビザラインが主流になっていくと考えられます。
従来のマウスピース矯正 | インビザライン | |
---|---|---|
精度の高さ | △ | ◎ |
治療期間 | ×(長い) | ◎(短い) |
型採り | ×(苦しい) | ◎(楽) |
治療計画 | ×(不明) | ◎(画像) |
費用 | ×(不確定) | ◎(定額) |
歯の動き | △(不確定) | ◎(予測) |
通院回数 | △(多め) | ○(月1回) |