12月26日 矯正相談(18)
矯正の事例集
2017年12月26日
32歳 男性
〇主訴
前歯の歯の重なり
〇診断
・重なりの程度が強い(左上側切歯、右上小臼歯は完全に内側に入り込んでしまっている)ので、歯を抜かないときれいには並ばない。
・もし、歯を抜かないで矯正治療をするならば、仮に並んだとしても、歯が外側に傾斜してしまい、見た目的には出っ歯になってしまう。
・したがって、“歯を抜く矯正治療”になるので、抜歯矯正を多く手掛けている矯正歯科のほうが治療は早いといえます。
・また、成人であるので、成長発育はもちろん、歯列、かみ合わせを大きく変えてしまうことにより、違和感や、かえって今より噛みにくくなってしまうことも考えられます。
・結論として、矯正治療をすることにより、歯並び全体、かみ合わせの状態を大幅に変えていくことが必要になりますし、費用、期間と効果を考えますと、あまり、矯正治療自体、おすすめではありません。