小児矯正とお子さんの性格
小児矯正とお子さんの性格
実際に矯正治療をしていると、矯正治療に向いているお子さんとそうで ないお子さんがいらっしゃいます。
矯正治療に向いているお子さんは
1 素直である。
これが第一で、大人の言うことをちゃんと守ってくれるお子さんは、 必ずといっていいほど良い歯並びになります。
2 我慢強い。
これも大切なことで、矯正治療は長期間にわたり、歯科医院に定期的 に通い続けなくてはなりません。
そして、矯正治療は歯を動かす治療ですから、時には痛いこともあり ます。近藤歯科クリニックの矯正治療は取り外しができる矯正装置が 中心ですので、従来の固定式のワイヤー装置と比較してほとんど痛み はありません。しかし、それでも装置が歯茎に当たって痛いこともあ りますが、その時に装置を長期間外しっぱなしにしてしまうと、装置 がつかえなくなってしまうこともあります。
3 普通に会話ができる。
当クリニックでは、お子さんとも毎回、会話をするようにしています 。ただ装置をチェックするだけですと、お子さんもあきてきてしまい ます。会話をしていくうちにお子さんも“歯科で何をされるんだろう ?”という不安も無くなってリラックスしていいかんじになってきます 。
4 親子の関係が良い。
お母さん、お父さんとの関係が良ければ矯正治療も一般歯科治療もス ムーズに進めることができます。時々、お子さん自身は矯正治療をそ れほど続けたいと思わないが、お母さん、お父さんが強く勧められる のでやっている、というお子さんもいますが、大人になって、「ああ 、あのとき矯正治療をやっていて良かった!」と思ってくれるでしょ う。
5 目的意識があり、すぐに習い事などを止めない。
これも、大事なことで、矯正治療は進めていくうちにどんどん歯並び が変化してくるので、習い事同様、上達すると楽しいのです。
一方どちらかというと矯正治療に向いていないお子さんは
- 1 話しかけても無反応
- 2 親子の対話が少ない。
- 3 あきっぽい
でも、矯正治療をきっかけとして、お子さんと親御さんがよく話をさ れるようになるといいですね。
あと、大事なことは、矯正治療を始めた、または継続して頑張っているお子さん方をお父さんお母さん方が、よく褒めてあげてください。
- 「○○ちゃん、頑張っているな」
- 「えらいなあ!」
- 「お顔もかわいく(男の子の場合は“かっこよく”)なってきたよ !」
など、矯正治療を頑張っているお子さん方を褒めて、ねぎらってあ げてください。
近藤歯科クリニックでも、できるだけ褒めて、少し治療が進まない お子さんにも怒らず、叱らず、励ましていくようにスタッフ一同心 掛けております。
もちろん、お子様に矯正治療をさせてあげている親御さん方もエラ イです。
ですから、お子さんの立場とともに、親御さんの立場も考えて日々 対処しております。
詳しくはこちらへ ⇒近藤歯科クリニックの小児矯正について